グレインテーブル・シンセサイザー Malström(マルシュトロム)
グレインテーブルというオシレーター、波形をシェイプするシェイパー、コムフィルター/AMフィルターなどを備え、独特の音作りができるシンセサイザー。
Reason 2.0からのデバイス

グレインテーブル!?
Malström のオシレーター(音を作り出す部分)はグレインテーブルという聞き慣れない方式を使っています。
グレインテーブルとは、グラニュラシンセシスと、ウェーブテーブルシンセシスを組み合わせたもので・・・と言ってもなんのことかはいまいちピンときませんね。
まず「グレイン(grain)」とは「粒/粒子」のこと。
シンセ関係で「テーブル」というときは、都度計算して波形を生み出すのではなく、あらかじめ計算されたデータを(内部に)持っていてそれを読み出して使う。って感じで使われることが多いです。
つまり、サンプリングデータを刻んで粒状にしたテーブルで音を作るシンセ。ってことになります。
波形を粒状にする・・・とは?・・・
Reason を使ってる方ならわかると思いますが、Dr.Rex を思い浮かべると良いかもしれません。
Dr.Rex で使われる Recycle Rex データは、サンプリング波形にスライスという刻みが入ったデータで、テンポを変更しても音程は変わらず、なるべく自然に繋がるように再生されます。
Malström のネジは取れないので内部まで覗いたわけではありませんが、
グレインテーブルは、Rex データと似たような感じで Dr.Rex で使うよりももっと細かく刻んだサンプリングデータを使ってると考えると良いかもしれません。
Dr.Rexと違うのは、スライスの一つ一つもさらにループするようになっていて、次のスライスへと自然に繋がるように加工されている。とい点でしょうか。
Malström のオシレーターの「motion」は、選んだグレインテーブル(サンプリング)の再生速度(Dr.Rexでテンポを上げ下げするのと同じ)です。
motionを左端にまわすと動きは止まり、その部分のセグメント(スライス)が再生されます。
「index」はどこから再生をスタートするかというポイントです。
各グレインテーブルは音を長くならした時に適切なループポイントがあらかじめ決められてます。
音によってはサンプリングを丸ごとループしているものと、サンプルの最後まで行ったら逆に戻ってくるループの設定されているものがあります。
(TIPS)グレインテーブルの再生モーションはプリセットされていてユーザーがコントロールすることはできませんが、motionを左端にして動きを止め、
indexを手動で動かしたり、 MOD A や背面のMODULATION INPUT の index を使う事で別でバイスの CV からある程度コントロールはできます。
ただ、グレインテーブルの波形によって、セグメント(スライス)の分割数が違うので完全に思い通りにモーションをコントロールするのは大変かも。
「shift」はフォルマントのシフト。「ウーエーアーイーオー」みたいな音の変化を付けます。
また、Malström はオシレーター部にアンプのADSRも付いています。
シェイパー/フィルター
オシレーターから作り出された音を変形させ、絞って音の変化をつけるのがシェイパー/フィルター部分です。
まずシェイパー。
これは波形を
Users who added favorite.
You can add this item to your Favorite list.
No Trackbacks yet.
This page accept Trackbacks and Pingbacks. If your blog could send trackback, copy trackback URL above. If your blog could send Pingback(wordpress etc.), Write link to this page then pingback automatically.